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MASTERキートン

 キートン

『20世紀少年』や『YAWARA!』で有名な浦沢直樹先生が、80〜90年代に連載された漫画です。

イギリス人と日本人のハーフであり、オックスフォード大学で考古学を学び、元SASのサバイバル教官。
現職は保険調査員として探偵業に携わっている。
この何とも風変わりなプロフィールを持つ主人公、太一・平賀・キートンことキートンは、とても魅力的な主人公です。
サバイバル・格闘技術に長け、知的で人間味あふれるキートン。
漫画のキャラクターとしては、私が最も影響を受けたキャラクターと言えるでしょう。

私が、歴史・考古学を始めとした学問全般、柔道や合気道などの日本武術に興味を持ち、自衛隊に入ったり、探偵学校で探偵術を学んだのは、ひとえにこの漫画の影響が大きいと思います。
てゆうか、本当にそのまんまです。

私が最も好きなエピソードは、第3巻の『屋根の下の巴里』。
キートンのオックスフォード時代の恩師であるユーリー・スコット教授にまつわるお話です。

第二次世界大戦の真っただ中、当時のロンドンはドイツ軍により大空襲を受けました。

空襲

社会人大学で講義をしていたスコット教授は、大学が焼け落ちたにも関わらず、救助活動が終わった直後に授業を再開します。

ユーリー先生

オックスフォード大学の考古学教授としても、スコット教授は教え子のキートンに、学ぶことの意義と楽しさを教えています。

卒業間近の出来事。
子供ができて勉強することもままならなかったキートンは、スコット教授から教官専用の書庫の鍵を譲り受け、寝る間も惜しんで卒論に取り組みます。
そして、見事Aプラスの評価をスコット教授から貰うことができたのでした。

書庫


やがて、スコット教授と同じく、社会人学校の講師をすることになったキートンは、最後の挨拶でこう言います。

講義上

講義下

考古学者としては落ちこぼれであるキートンは、自らの不甲斐無さを受け入れつつ、ドナウ文明発掘の夢に向かって、学ぶ情熱を絶やさない姿勢をこのシーンで表現しています。
学問というものの、本来の意義を改めて思い起こさせます。

出世や就職のために学問をするのではない。
それは人間の本質であり、使命である。
この狂った世界を解き明かし、誰もが平和に幸福に暮らせる社会や生活を実現する。
そのために、学問は存在し、進化し続けているのだと。
私はそう信じて、これからも学び続けていきたいと思っています。

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